このトラブルは、以下の5ケースで発生することが確認されてます。
ケースにより、解決策の有無や解決策が異なりますので、以下を参考にトラブルに合わせて、〇印が付いた記事をご確認ください。
トラブルに合わせて ご確認いただきたい記事 |
トラブル | |||
相手の発言が |
相手の音声の 変換精度が悪い |
相手の音声が、相手の発言欄だけでなく、自分の発言欄にも表示される(二重に表示される) | 身に覚えのない発言が表示される | |
1. 相手の集音環境が整っていない | 〇 | 〇 | 〇 | |
2. 外付けモニターをHDMIケーブルで接続している | 〇 | 〇 | 〇 | |
3. Bluetooth型のマイク付きイヤホンを使用している | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
4. torunoの「録音するマイク」に「ステレオミキサー」が選択されている | 〇 | |||
5. シンクライアントやリモートデスクトップをお使いのケース | 〇 | 〇 |
なお、これ以外のケースは、当サービスで把握できておりません。
恐れ入りますが、お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。
1. 相手の集音環境が整っていない
会議の相手が、マイク付きイヤホンを使われてない場合などがあたります。
この場合、
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- 相手の声の音質が悪化し、変換精度が悪化します。
- 「相手PCで再生される自身の声」を「相手のPCマイクが拾ってしまう」ことで、相手の発言箇所に自分の発言内容が混入します。
- 加えて、上記の際に音質が悪いと変換精度も悪化するため、身に覚えのない発言がテキスト表示されるケースもございます。
[対応策]
会議の相手に、音質改善のためイヤホン付きマイクを付けていただくなど、依頼をしてください。
2. 外付けモニターをHDMIケーブルで接続している
外付けモニターをHDMIケーブルで接続した場合、PCは相手の音声を出す「主力音源」が2つになります。
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- PC自身で持っている出力音源(PC内蔵スピーカー または イヤホンジャックにつながる音源)
- 外付けモニターの出力音源
そのため、相手の音声が再生される音源をtorunoが取得できるよう設定変更いただく必要がございます。
[対応策]
ご面倒をおかけしますが、Windowsのサウンド設定をご変更ください。
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- Windows > [設定] > [システム] > [サウンド] を選択
- [出力]欄の [出力デバイスを選択してください]で、会議で使用される音源を設定してください。(PCのイヤホンジャックにイヤホンマイクなどを挿して会議される場合、多くは、Speakers/Headphones(Realtek(R)Audio) をご選択いただくと解消するかと存じます。)
3. Bluetooth型のマイク付きイヤホンを使用している
Bluetooth型のイヤフォンマイクは、機種やお使いの端末により動作するものと動作しないものがございます。
恐れ入りますが、Bluetooth型イヤフォンマイク以外のものをご利用いただけますよう、ご理解お願いいたします。
併せて、「記録可能なマイクはなんでしょうか?」をご参照ください。
4. torunoの「録音するマイク」に「ステレオミキサー」が選択されている
torunoにでご自身の声を文字認識するのは「録音するマイク」に割り当てられた音源を使います。
この音源に「ステレオミキサー」が割り当てられておりますと、会議の相手の声が自分の声の欄にも表示されることになります。「ステレオミキサー」は、自分の声の他、PC内部で再生される音(toruno場合、相手の声となります)も出力する音源のためです。
解決策としては、以下2つをお試しください。
① torunoで「録音するマイク」の部分が「ステレオミキサー」となってないか確認する。
記録中に「一時停止」をし、設定(歯車アイコン)から以下画面を開いてください。
もし、ステレオミキサーとなっていましたら、自分だけの声を拾うデバイスを設定いただくことで解消します。
自分だけの声を拾うデバイスは、外付けモニターやスピーカーを接続していなければ、通常、「Default-マイク配列(Realtek(R) Audio)」や「マイク配列(Realtek(R) Audio)」になります。どちらかを選択してください。
② PCのサウンドの入力設定が「ステレオ ミキサー」となっていないか確認する。
画面左下の[Windows]アイコンから、 [設定] > [システム] > [サウンド] で、「サウンド」画面を開いてください。
「入力」セクションの「入力デバイスを選択してください」欄が、「ステレオミキサー」となっている場合は、①同様、自分だけの声を拾うデバイスを選択ください。
自分だけの声を拾うデバイスは、①同様、外付けモニターやスピーカーを接続していなければ、通常、「Default-マイク配列(Realtek(R) Audio)」や「マイク配列(Realtek(R) Audio)」になります。どちらかを選択してください。
5. シンクライアントやリモートデスクトップをお使いのケース
シンクライアントやリモートデスクトップ環境でお使いの場合は、その環境の設定で、音声が圧縮されることがあるため、音声が正しく認識できず変換精度が悪化する場合があります。
この要因で変換精度が悪化している場合は、大変心苦しいのですが、現在のところ当サービスで改善することができません。
お使いのシンクライアントやリモート環境の設定を、導入元(企業お勤めの方は情報システム部門など)に変更できないか、ご調整ください。