認識精度を高めるポイント
音声認識の精度は、音声認識エンジンに送る音声データの質により、上下します。
以下の工夫をすると音声データの質が上がり、認識精度を高めることができます。
- 外部の音声・雑音が、マイクに可能な限り入らないようにする。
- マイクと口元の距離を近づける。
- 早口にならない。
一方、イヤホンやマイクを使わずtournoをお使いいただくと、1, 2の点からメリットを感じられる音声認識精度となりません。
精度よくご利用いただくために、torunoの推奨使用方法をご紹介いたします。
torunoの推奨使用方法
❶ 「有線タイプ」の「マイク付きイヤホン」をご利用ください。
スマートフォンに付属しているようなお手元にあるもので構いません。
なお、推奨ではございませんが、参考として他の音声入出力デバイスの情報を提供しております。お手元のデバイスや勤務先のマイク付スピーカーなどをご使用される場合、併せて確認ください。
[参考] > torunoで利用可能な音声入出力デバイスについて
❷ Web会議でのご利用をお薦めしてます。
リアル会議はマイクと口元の距離が遠くなり、外部音も入りやすくなるので、認識精度が悪化します。
リアル会議で利用されたい場合は、卓上のマイク付きスピーカーの使用をお試しください。
なお、広い会議室の場合は、マイク付きスピーカーを複数台連結できるタイプの製品をご検討ください。
多少、認識精度が改善する場合があります。
❸ 「ユーザー辞書」を利用してください。
打ち合わせでは、音声認識エンジンが苦手とする、会社用語・業界用語が話されます。これらを認識できるようにする機能として、ユーザー辞書を提供しています。詳細はこちらをお読みください。
他の音声入力デバイスについて
「有線タイプ」の「マイク付イヤホン」以外に下記のものもご利用いただけます。
- ワイヤレスタイプのマイク付きイヤホン
- 卓上型のマイク付きスピーカー
しかし、デジタル信号への変換やノイズキャンセルや各種フィルターなどがあり音声波形が変わることや、口元からマイクまでの距離があり音質が悪化することがあり、デバイスによって精度がばらつきます。そのため、サービスとしては、一律的に推奨しておりません。
詳細は、こちらの記事をご確認ください。
[参考] > torunoで利用可能な音声入出力デバイスについて
また、お持ちのデイバイスでご利用されたい場合は、無料期間中にお試しください。
少しでも精度を上げるためにこだわりたい方に提供できるTips
マイクで話される音声とマイクが拾う雑音(ノイズ)の比率(S/N比)を上げるようにします。
具体的には、
❶ 「マイクで話される音声」をよく拾うため、マイクを口元に近づけてお話してください。
❷ 「マイクが拾う雑音(ノイズ)」を下げるため、マイクボリュームは適度に下げてください。
❷の操作方法
- 調整画面左下の [Windows]ボタン > [設定] > [システム] > [サウンド] を開いてください。
- [入力]セクションの[入力するデバイスを選択してください]で、ご利用になるマイクが選択されていることを確認してください。
- [入力]セクションの[デバイスのプロパティ]を開くと、マイクボリュームを下げることができます。
❷の調整方法
- 何%が良いという目安はございません。恐れ入りますがtorunoの変換精度を見ながらご調整ください。